SANYO DENKI(山洋電気) PRODUCTS

安全上のご注意

ファンに関する安全上のご注意

  • 当社ファンを安全にご使用いただくための注意事項です。内容を十分にご理解のうえ,正しくお使いください。
  • 当社ファンの取り付け・配線・運転・保守・点検などをおこなう前には,必ずこの『安全上のご注意』を熟読いただき,記載されている注意事項や使い方を守ってください。
  • 当社ファンは,「一般産業用機器への組み込み用」として設計・製造された製品です。組み込み用途以外にはご使用できません。
  • 当社ファンは,輸出貿易管理令別表第一の16の項(第84類14項)に該当します。ファンを単体,あるいは装置に組み込み,海外に輸出する場合は,経済産業省が定める「キャッチオール規制」に基づく「インフォーム要件」「客観要件」の検討とあわせて,必要な輸出手続の実施をお願いします。
  • 当社ファンを廃棄する場合は,産業廃棄物として処理してください。処理方法については,最寄りの自治体の手順にしたがってください。
  • 人命および人身に関わりのある装置,車両・船舶・航空機などに搭載される装置,社会的・公共的に重大な影響を及ぼす装置に使用する場合は,十分な事前評価および安全対策を実施していただいたうえで,お客さまご自身の責任においてご使用願います。
  • 『 安全上のご注意』の内容につきましてご了解いただき,ご使用ください。万が一,ファンの故障により死亡事故や傷害事故または財産的損害を伴う事故が発生しても,当社は一切の責任を負いません。

人への危害や機器,財産への損傷を未然に防止するために必要な「安全に関する注意事項」を次の2つのランクに分けて表示しています。

警告警告

この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が死亡または重傷を負う危険が生じる可能性があります。

注意注意

この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生する可能性があります。

・[注意]に記載した事項でも状況により重大な結果につながる可能性があります。[警告]に記載した事項と同様に必ず守ってください。

下記に安全に関する注意事項を記載します。

警告警告

  • 次のような装置へ使用される場合は,十分な事前評価および安全対策を実施していただいたうえで,お客さまご自身の責任において,ご使用願います。
    人命および人身に関わりのある装置
    車両・船舶・航空機などに搭載される装置
    社会的・公共的に重大な影響を及ぼす装置
    これらの装置での使用においては,当社ファンの故障により人的被害(死亡,負傷等)または財産的被害をともなう事故が発生した場合であっても,当社は一切の責任を負いません。
  • 配線は正しく確実におこなってください。感電,やけど,火災のおそれがあります。
  • アースタップやアース線がある場合は,確実に接地してください。感電のおそれがあります。
  • 爆発性雰囲気では使用しないでください。火災,けが,やけどのおそれがあります。
  • 活電部が露出した状態で運転をおこなわないでください。感電のおそれがあります。
  • 運転中は,回転部に人体や物を接近,接触させないでください。けが,破損のおそれがあります。
  • 運転中に発火,発煙,異臭,異音などの異常が発生した場合は,直ちに電源を切って使用を中止してください。
    感電,けが,火災のおそれがあります。
  • 運搬の際に落下や転倒などの衝撃を与えないでください。故障,性能劣化のおそれがあります。
  • ファンの取り扱いは,お客さまの責任において,相応の資格や知識のある方がおこなってください。
  • ファンの分解,修理,改造は,おこなわないでください。感電,けが,火災のおそれがあります。

注意注意

取り扱いについて

  • 設置,取り付け,接続,配線,移設などの作業は,お客さまの責任において,相応の資格や知識のある方がおこなってください。また,これらの作業は通電状態でおこなわないでください。けが,感電,やけど,火災のおそれがあります。
  • ファンを手に持つなど,固定させていない状態で動作させないでください。
  • 絶縁抵抗,絶縁耐圧測定の際は,絶対ファンには触れないでください。感電のおそれがあります。
  • ファンの分解や改造は,おこなわないでください。機能や性能を保証できないだけでなく,感電,けが,やけど,火災のおそれがあります。

使用上の注意について

装置運転中にファンが停止,故障,誤動作した場合の装置保護については,装置側で考慮してください。

  • 温度や電圧など,仕様条件を越えた使い方をしないでください。感電,けが,火災,故障,性能劣化のおそれがあります。
  • ファン電源をOFFした後のファン動作,センサ動作など、本仕様書に記載なき仕様については,当社保証の範囲外です。
    特に取り決めの必要がある仕様は,事前にご連絡願います。
  • ファンに電圧を供給した瞬間,定格電流の数倍の起動電流が流れます。電源容量が不足すると,ファンが正常に動作しない場合があります。十分な電流容量のある電源をご使用ください。
  • 装置内に2台以上のファンを使用し,それぞれの風が干渉する位置にある場合には,すべてのファンをできるだけ同時に起動してください。他のファンの風に煽られている状態で起動した場合,故障や正しく起動しないおそれがあります。
    また,各ファンへの影響について事前評価を実施いただいたうえで,お客さまご自身の責任において,ご使用願います。
  • コネクタ,プラグコード,リード線の抜き差しは,通電状態でおこなわないでください。
    抜き差しは電源が切れていることを確認した後,ハウジングを持っておこなってください。感電,破損のおそれがあります。
  • ファンのリード線をフレームのフック部から外さないでください。リード線が傷つくおそれがあります。
  • 銘板を剥がさないでください。故障,感電のおそれがあります。
  • ファンの銘板部分を強く押さないでください。銘板が破れたり,銘板が軸と接触したりするおそれがあります。
  • 異物や外力などにより,ファンが正常動作を妨げられると焼損・破損のおそれがあります。
  • 電源PWMによるファンの速度制御をしないでください。故障のおそれがあります。
  • 電源の ON/OFFをファンのマイナス電源ラインでおこなわないでください。破損のおそれがあります。
  • 回転と停止を頻繁に繰り返すことや,回転部が完全停止する前に電源を再投入することにより,故障や破損のおそれがあります。装置側で十分に評価願います。
  • 防水ファンシリーズの保護等級(IPコード)は,IEC60529に基づき,モータコイルと電気部品の活電部にのみ適用されます。活電部以外の機械的部品については,評価の対象外です。長期間,継続的に粉塵,水のかかる環境,結露をともなう環境で使用する場合は,使用状況に応じた対策,評価をお願いします。
  • 装置のメンテナンス時,ファンを洗浄しないでください。故障のおそれがあります。

取り付けについて(すべてのファン共通)

  • ファンの取り付け固定は,ファン重量および運転時の振動などを考慮したうえで確実におこなってください。ファンや部品の脱落にともなうけがや装置故障のおそれがあります。
  • 取り付け(送風)方向を確認してください。けが,装置故障のおそれがあります。
  • ファンの十分な性能が発揮できるように,通風口の確保および異物の進入を防止する対策を施してください。けが,装置故障のおそれがあります。
  • 過度の衝撃を加えないようにしてください。ファンに過度の衝撃が加わった場合,製品の故障,期待した性能が得られないおそれがあります。
  • リード線の引っ張り,挟みこみなどで,リード線を傷つけたり,ストレスをかけたりしないでください。また,リード線が回転部に接触しないように配線してください。感電,装置故障のおそれがあります。
  • 接続配線の際には,適切な静電気対策を施してください。ファン,装置の故障のおそれがあります。
  • 回転部に指や物が触れる可能性がある場合は,フィンガーガードの装着や警告表示などの安全対策を施してください。けが,装置故障のおそれがあります。
  • インレットノズル,フィンガーガード,フィルター,板金などを取り付ける際は,ファン回転部と接触しないように本納入用図面や当社提供の他の仕様書にしたがい,正しく取り付けてください。また,ファンの回転部が当たらないことを確認のうえ,ご使用ください。装置故障のおそれがあります。
  • インレットノズル,フィンガーガードは,当社純正品をご使用ください。
  • 本納入用図面または銘板に記載されている情報などを確認のうえ,接続を正しくおこなってください。装置故障,ファンの誤動作,故障,性能劣化のおそれがあります。

取り付けについて(軸流ファン,ブロア)

  • ファンをネジなどで固定する場合には,フレームがネジや板金などによって変形しないことを確認のうえ,ご使用ください。フレームが変形した場合には,故障,期待した性能が得られないおそれがあります。
  • ファンをネジで固定する場合には,ネジの締め付けトルクに注意してください。締め付けトルクが推奨値より大きい場合は,ファンの変形,破損のおそれがあります。また,樹脂フレームファンをネジで貫通止めされる場合は,必ずリブ付き構造のファンをご使用ください。ネジゆるみ防止のため平座金・バネ座金をご使用ください。各型番の締め付けトルクについては,お問い合わせください。
  • ファンをセルフタッピングネジで固定する場合、ファンフレームが破損するおそれがあります。
    セルフタッピングネジを使用する場合は当社推奨のネジをご使用いただき,十分評価のうえ,ご使用ください。

取り付けについて(遠心ファン)

  • ファンは,ネジを使用して固定してください。各型番のネジサイズについては,本納入用図面を参照してください。
  • 取り付け用ネジは,ファンの取り付け用ネジ深さや,板金などの厚みを考慮し,最適な長さを選定し,ご使用ください。
    ネジ穴が破損し,固定ができなくなるおそれがあります。各型番の取り付け用ネジ深さについては,本納入用図面を参照してくだい。
  • ネジの締め付けトルクに注意してください。締め付けトルクが推奨値より大きい場合は,ネジ穴の破損のおそれがあります。また,ネジゆるみ防止のため平座金・バネ座金をご使用ください。各型番の締め付けトルクについては,本納入用図面を参照してください。
  • 各型番のファン,インレットノズル,板金の位置関係は,本納入用図面を参照してください。

使用環境について

  • 次のような環境での使用は,避けてください。火災,故障,性能劣化のおそれがあります。
    引火性/腐食性ガスの雰囲気中,水や油のかかる環境,粉塵や湿気の多い環境,結露が発生する環境,放射線や直射日光が当たる環境,塩分を含む潮風や海水の当たる環境,硫黄成分を含む温泉や火山灰,有機溶剤,酸・アルカリ性薬品などの腐食性物質,核燃料物質などの有害物質などにより,ファンが汚染される可能性のある環境,継続的な振動,強い衝撃,遠心力,加速度が加わる環境,磁界が強い環境,輻射による電磁ノイズの強い環境,ファン電源ラインに電磁ノイズが重畳する環境,温度や湿度や圧力などが急激に変化するような環境

保管について

  • ファンは,包装箱に梱包された状態で保管ください。
  • ファンは,以下の環境で保管ください。
    常温で急激な温度変化がない環境
    20 ~ 85%相対湿度で急激な湿度変化がなく結露が生じない環境
    直射日光が当たらない環境
    水,油,腐食性物質やその他の有害物質が無い環境
    振動,衝撃がかからない環境

保守点検について

  • 保守,点検の作業は,お客さまの責任において,相応の資格や知識のある方がおこなってください。感電,けが,やけど,火災のおそれがあります。
  • 保守点検は,運転を停止した状態でおこなってください。運転停止直後は,羽根が回転しているため,回転部の停止を確認してから作業をおこなってください。
    けがのおそれがあります。
  • ファンの清掃にガソリン,シンナー,ベンジンなどの有機溶剤や,水などの液体を使用しないでください。
    また,過度なストレスをかけないでください。製品の変形,性能劣化のおそれがあります。

最終更新日:2022年2月

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