SANYO DENKI(山洋電気) PRODUCTS

安全上のご注意

PWMコントローラ(基板タイプ)に関する安全上のご注意

  • 当社製品を安全にご使用いただくための注意事項です。内容を十分にご理解のうえ,正しくお使いください。
  • 当社製品の取り付け・配線・運転・保守・点検などをおこなう前には,必ずこの『安全上のご注意』を熟読いただき,記載されている注意事項や使い方を守ってください。
  • 当社製品は,「一般産業用機器への組み込み用」として設計・製造された製品です。組み込み用途以外にはご使用できません。
  • 当社製品は,輸出貿易管理令別表第一の16の項(第85類43項)に該当します。製品を単体,あるいは装置に組み込み,海外に輸出する場合は,経済産業省が定める「キャッチオール規制」に基づく「インフォーム要件」「客観要件」の検討とあわせて,必要な輸出手続の実施をお願いします。
  • 当社製品を廃棄する場合は,産業廃棄物として処理してください。処理方法については,最寄りの自治体の手順にしたがってください。
  • 人命および人身に関わりのある装置,車両・船舶・航空機などに搭載される装置,社会的・公共的に重大な影響を及ぼす装置に使用する場合は,十分な事前評価および安全対策を実施していただいたうえで,お客さまご自身の責任においてご使用願います。
  • 『 安全上のご注意』の内容につきましてご了解いただき,ご使用ください。万が一,製品の故障により死亡事故や傷害事故または財産的損害をともなう事故が発生しても,当社は一切の責任を負いません。

人への危害や機器,財産への損傷を未然に防止するために必要な「安全に関する注意事項」を次の2つのランクに分けて表示しています。

警告警告

この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が死亡または重傷を負う危険が生じる可能性があります。

注意注意

この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生する可能性があります。

[注意]に記載した事項でも状況により重大な結果につながる可能性があります。[警告]に記載した事項と同様に必ず守ってください。

警告警告

  • 次のような装置へ使用される場合は,十分な事前評価および安全対策を実施していただいたうえで,お客さまご自身の責任において,ご使用願います。
    人命および人身に関わりのある装置
    車両・船舶・航空機などに搭載される装置
    社会的・公共的に重大な影響を及ぼす装置
    これらの装置での使用においては,当社製品の故障により人的被害(死亡,負傷等)または財産的被害をともなう事故が発生した場合であっても,当社は一切の責任を負いません。
  • 配線は正しく確実におこなってください。感電,やけど,火災のおそれがあります。
  • 爆発性雰囲気では使用しないでください。火災,けが,やけどのおそれがあります。
  • 製品は装置内に組み込んで使用ください。感電,やけどのおそれがあります。
  • 通電時は製品に触れないでください。感電,やけどのおそれがあります。
  • 活電部が露出した状態で運転をおこなわないでください。感電のおそれがあります。
  • 運転中に発火,発煙,異臭,異音などの異常が発生した場合は,直ちに電源を切って使用を中止してください。感電,けが,火災のおそれがあります。
  • 運搬の際に落下や転倒などの衝撃を与えないでください。故障,性能劣化のおそれがあります。
  • 製品の取り扱いは,お客さまの責任において,相応の資格や知識のある方がおこなってください。
  • 製品の分解,修理,改造は,おこなわないでください。感電,けが,火災のおそれがあります。

注意注意

取り扱いについて

  • 製品に触れる前に,金属に触り身体の静電気を取り除いてください。また,静電気の帯びやすい梱包材などにくるまないでください。静電気は製品故障の原因となります。
  • 製品上の部品,はんだの突起部には触れないでください。けがのおそれがあります。
  • 設置,取り付け,接続,配線,移設などの作業は,相応の資格や知識のある方がおこなってください。また,これらの作業は通電状態でおこなわないでください。
    けが,感電,やけど,火災のおそれがあります。
  • 絶縁抵抗,絶縁耐圧測定の際は,絶対に端子には触れないでください。感電のおそれがあります。
  • 製品の分解や改造はおこなわないでください。機能や性能を保証できないだけでなく,感電,けが,やけど,火災のおそれがあります。

使用上の注意について

  • 通電中や電源切断後しばらくの間は製品が高温になりますので触れないでください。やけどのおそれがあります。
  • 装置運転中に製品が停止,故障,誤動作した場合の装置保護については,装置側でご考慮ください。
  • 温度や電圧など,仕様条件を越えた使い方をしないでください。感電,けが,火災,故障,性能劣化のおそれがあります。
  • 銘板を剥がさないでください。誤った使い方の原因となり,火災のおそれがあります。
  • 電源のON/OFFを製品のマイナス電源ラインでおこなわないでください。故障のおそれがあります。
  • 製品を操作する際に部品に過度な力を加えないでください。故障のおそれがあります。

取り付けについて

  • 製品の取り付け固定は,製品質量を考慮したうえで確実におこなってください。製品や部品の脱落にともなうけがや装置故障のおそれがあります。
  • 製品の取り付け,取り外しは無配線の状態でおこなってください。
  • ねじで固定する場合には,ねじの締付けトルクに注意してください。締付けトルクが推奨値より大きい場合は,製品の変形,破損のおそれがあります。
  • 製品の活電部が金属などの導電体と接触しないよう取り付けてください。接触した場合は装置の故障や製品の誤動作,故障のおそれがあります。
  • 接続配線の際には,適切な静電気対策を施してください。製品,装置の故障のおそれがあります。
  • 取扱説明書または銘板に記載されている情報などを確認のうえ,接続を正しくおこなってください。装置故障,製品の誤動作,故障,性能劣化のおそれがあります。
  • 配線同士がショートしないよう注意してください。感電,けが,火災,故障のおそれがあります。

使用環境について

  • 次のような環境での使用は,避けてください。火災,故障,性能劣化のおそれがあります。
    引火性/腐食性ガスの雰囲気中,水や油のかかる環境,粉塵や湿気の多い環境,結露が発生する環境,放射線や直射日光が当たる環境,塩分を含む潮風や海水の当たる環境,硫黄成分を含む温泉や火山灰,有機溶剤,酸・アルカリ性薬品などの腐食性物質,核燃料物質などの有害物質などにより,製品が汚染される可能性のある環境,継続的な振動,強い衝撃,遠心力,加速度が加わる環境,磁界が強い環境,輻射による電磁ノイズの強い環境,製品電源ラインに電磁ノイズが重畳する環境,温度や湿度や圧力などが急激に変化するような環境

保管について

  • 製品は,包装箱に梱包された状態で保管ください。
  • 製品は,以下の環境で保管ください。
    常温で急激な温度変化がない環境
    20 ~ 85%相対湿度で急激な湿度変化がなく結露が生じない環境
    直射日光が当たらない環境
    水,油,腐食性物質やその他の有害物質が無い環境
    振動,衝撃がかからない環境

保守点検について

  • 保守,点検の作業は,お客さまの責任において,相応の資格や知識のある方がおこなってください。感電,けが,やけど,火災のおそれがあります。
  • 保守点検は,電源を切った状態でおこなってください。感電,けが,やけど,火災のおそれがあります。
  • 製品の清掃にガソリン,シンナー,ベンジンなどの有機溶剤や,水などの液体を使用しないでください。
    また,過度なストレスをかけないでください。製品の変形,性能劣化のおそれがあります。

最終更新日:2024年9月

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