技術資料
DCファンセンサ仕様
パルスセンサは,ファン1回転につき,2周期の矩形波を出力するセンサで,回転速度を検出するのに,最適なセンサです。
パルスセンサは,すべてのDCファンに製作できます。
センサ出力に関しては外部およびファン内部からのノイズの影響を受ける場合があります。
仕様は型番ごとに異なりますので、詳細はお問い合わせください。
出力回路
オープンコレクタ
仕様
VCE=+30 V以下
IC=5 mA以下[VOL=VCE(SAT)=0.6 V以下]
出力波形(負荷抵抗を接続し,プルアップした場合)
通常運転時
羽根 ロック時の仕様の詳細はお問い合わせください。
ロックセンサは,ファンの状態を出力するセンサで,ファンが回転しているか,停止しているかを検出するのに,最適なセンサです。
センサ出力に関しては外部およびファン内部からのノイズの影響を受ける場合があります。
ロックセンサの出力信号の逆シーケンス,仕様の詳細はお問い合わせください。
ロックセンサが適用できない機種もありますので,詳細はお問い合わせください。
出力回路
オープンコレクタ
仕様
VCE=+30 V以下
IC=5 mA以下[VOL=VCE(SAT)=0.6 V以下]
出力波形(負荷抵抗を接続し,プルアップした場合)
(注)出力が完全にVOLになる時間は電源投入後,0.5 s以下
ロースピードセンサは,ファンの回転速度が設定回転速度より低下した時に出力するセンサで,ファンの冷却能力低下を検出するのに最適なセンサです。
センサ出力に関しては外部およびファン内部からのノイズの影響を受ける場合があります。
出力信号の逆シーケンス,仕様の詳細はお問い合わせください。
ロースピードセンサが適用できない機種もありますので,詳細はお問い合わせください。
出力回路
オープンコレクタ
仕様
VCE=27.6 V以下
IC=10 mA以下[VOL=VCE(SAT)=0.5 V以下]
センサシーケンス
例1)正常運転の時
例2)ファン電源投入時に羽根を拘束しておき,起動遅延時間以降に羽根の拘束を解除した時
最終更新日:2024年9月