SANYO DENKI(山洋電気) 製品一覧

SANMOTION G

進化したサーボ性能,小型・軽量,省エネルギー化を実現したACサーボシステムです。装置を高速かつ高精度に力強く制御できるので,装置の生産性と加工品質の向上に貢献します。電源状態と通信品質の監視や,保持ブレーキ寿命の予測,電子部品の故障予防など,安心・安全にご使用いただくための機能を充実しました。

製品ラインアップ

ラインアップ

特長

速度周波数応答

新開発の電流制御により,速度周波数応答を3.5 kHz(当社従来品※比1.6 倍)に高めました。機械装置の加工品質を向上します。

位置決め整定時間

クーロン摩擦,粘性摩擦,重力を高精度に検出して補償することで,位置決め整定時間を当社従来品の1/3 に短縮します。

高速域の出力拡大

サーボモータの最高回転速度を当社従来品の6000 min-1 から6500 min-1 に高速化しました。
高速化と新PWM 制御の適用により,モータの出力領域が拡大します。
大きなモータに変更することなく,装置を高速化できます。また,低コギング・低発熱です。

高分解能エンコーダ

エンコーダは, 標準23 bit (当社従来品比64 倍)さらに最大で27 bit までの高分解能のエンコーダが選択できます。
高分解能エンコーダに適した制御をおこない,高精度で安定した位置決めを実現します。

信頼性とメンテナンス性の向上

制動動作がある場合の保持ブレーキの残寿命予測や,突入電流防止回路の最適化制御により,保持ブレーキや電子部品の故障を予防します。

主回路入力電圧の監視・制御電源の過電圧検出ができます。異常原因の早期発見によるダウンタイム短縮に貢献します。
エンコーダ通信やEtherCAT 通信の品質診断ができます。
設置環境やノイズによる通信品質の影響をモニタすることで,装置の耐環境性能の改善に貢献します。

さまざまな環境で使える

耐振動性能は,サーボモータは当社従来品比で2倍,サーボアンプは20%向上しました。
サーボアンプの使用温度範囲は約10%拡大し,0~+60℃です。標高2,000mの高地でも使用できます。
耐環境性能が向上したため,さまざまな地域と環境でご使用いただけます。

小型軽量,省エネルギー化

当社従来品と比べて,モータ質量を最大28%,アンプ質量を最大5%低減すると共に,モータ全長を最大22%短縮しました。
また,モータのエネルギー損失を最大8%,アンプのエネルギー損失を最大22%,ブレーキ消費電力を最大44%低減しました。
機械装置の小型・軽量化,省エネルギー化に大きく貢献します。

簡単で使い易い

モータ動力線とブレーキ線を同一ケーブルにて接続でき,コネクタの向きも変えられるため,配線が容易です。
機械の周波数特性を高精度に計測し,最適なサーボパラメータを自動調整するため,立上げが容易です。
サーボモータ,サーボアンプとも当社従来品との取り付け互換性があるため,置換えが容易です。

当社従来品:AC サーボシステムSANMOTION R

用途

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使用許諾契約書

本使用許諾契約書は,山洋電気株式会社のソフトウェア(以下,本ソフトウェアという)に関する,お客さまと山洋電気株式会社およびグループ会社(以下山洋電気グループという)の間の契約です。

お客さまが,本ソフトウェアをダウンロードした場合,本使用許諾契約書の条件に同意したものとみなされます。

1.使用権の許諾

山洋電気グループはお客さまに対して非独占的な使用権を許諾するものとし,お客さまは,山洋電気グループより購入頂いた対象製品を使用する場合において,本ソフトウェアの使用およびインストール(アップデート)を行うことができます。

お客さまは,山洋電気グループの書面による事前承諾を得ることなく,本ソフトウェアを第三者へ貸与,譲渡できないものとし,かつ本ソフトウェアに担保権を設定することはできないものとします。なお,お客さまが山洋電気の書面による事前承諾を得て第三者へ貸与,譲渡する場合,お客さまは当該第三者に対して本使用許諾契約書の規定を遵守させなければなりません。

2.著作権 知的財産権

本ソフトウェアおよび付属の印刷物(電子媒体も含む)に関する著作権,特許権,商標権,ノウハウおよびその他の全ての知的財産権は,山洋電気に独占的に帰属します。

また,山洋電気グループの許可無く,本ソフトウェアをネットワーク上にアップロードすることはできません。

3.保証範囲

山洋電気グループは,本ソフトウェアに関して,取扱説明書に記載されている動作・機能を保証します。ただし,次の各号の場合は保証範囲外となります。

  1. (1)本ソフトウェアを指定外の動作環境および指定外の製品で使用した場合。
  2. (2)本ソフトウェアを取扱説明書に記載されていない使い方をした場合。
  3. (3)本ソフトウェアを改造した場合。
4.免責事項

本使用許諾契約書に記載された保証範囲外のいかなる損害について,山洋電気グループおよびその供給者は一切の責任を負わないものとします。

お客さまが指定外の動作環境および指定外の製品に,本ソフトウェアをインストール(アップデート)を行った場合の動作不具合について,山洋電気グループは責任を一切負いません。

5.合意管轄

本契約の履行に関して,問題が発生した場合は東京地方裁判所を管轄裁判所として解決するものとします。

6.準拠法

本契約は,日本国法に準拠するものといたします。

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